もっと自由な子どもの居場所を

探し求めて30数年

かしの木通信

3月号

自分で考える人になりたい

幼稚園や学校から帰ってきた子どもたちが
晩方までゆったりマイペースで過ごせる場所の必要性を
この頃ひしひしと感じるのです。

この3月で閉じる つくばのクラスの子どもたち、
宿題したり、くつろいだり、火鉢でおやつを作って食べたり、
気が向いたら造形したり・・。

彼らの幸せそうな充実した顔はじつに美しい。
彼らが帰り際にホワイトボードに描き残こす作品はいつも魅力的です。

私は彼らに言います。
「みんながやっているから自分もなんてことだけはやめよう。
歯車みたいに、いつも考えながら。
そう、自分で考えながら滑らないで前にすすんでほしい。」

小坂のかしの木に、水曜日の午後に、子どもたちの自由な空間を作りたい。
宿題したりおしゃべりしたり庭に出て遊んだり、
気持ちが落ち着いたら何かを作ったり。
それらすべて自分で考えて行動できる自由な学校を。

そうそう、ひとを感動させる作品は、
充実した気分のときにぽろりと転がりでるようです。
僕にできること、それはそんな環境作りです。
無限の宇宙につながる、私なりの自由な学校をイメージし、歩みを続けます。

こんな場に行ってみたい方は意思表示してください。
かしの木の部屋 庭 その周辺。時間は水曜お昼から晩方まで。
その間いつでも。